『ピノキオピー feat. 初音ミク/ノンブレス・オブリージュ』ボーカロイドしか歌えない。そこが、この曲の◯◯【反応／reaction】【聴かせてみた9話】

こういう、「思ってるけど言えない感情」を歌ってくれるとすごい楽になりますよね。

ノンブレス・オブリージュはピノキオピーさんのバッチバチに社会を皮肉った「今の世の中は不安かい？」「こういう事を言いたいんだろ？」っていう上手さがホントに溢れ出してて好き
その上で「あぁでも、聞いてるお前らも「こうじゃない」とは思うなよ？」っていう釘もしっかり刺して来る良さがある

ピノキオピーさんの曲は名曲ぞろいなので、聴いてくれて本当に嬉しいです。
最初と最後に息を吸い、それ以外で息をする場所がないボカロにしかできない表現で、息苦しさを表現するという発想がすごい。

MV内での主人公が角の生えた黒目の細い山羊で、他の山羊たちが狼を悪人と決めつけ、石を投げつけ、排除しようとし、
そんな山羊たちは「世の中には貴方よりももっと不幸な人がいる」といって、同じ仲間の山羊たちの首すらもじわじわと絞めつける。

自分の正義を通すなら、狼を助けることも、他の山羊たちの言葉に惑わされることもないはずなのに、集団の意見に飲まれてしまう。
マジョリティとかマイノリティとか、そんな個人にとってはどうでもいいことよりも「誰も一個人を見ようとしない」という、
集団が個人を潰してしまう今の世の中を描いているような気がします。

だからMV内はずっと都会という、人ごみの息苦しさの中にいて、最後は木々の生い茂る田舎のような場所で、
「君と防空壕で呼吸する」という、信頼できる人の前では、息をすることが出来るという希望で終わる。

全体を通して、苦しさや醜さといった鋭い尖った事実の言葉の中で、サビの「I love you」だけが本当に伝えたい真実のように思います。
辛いことを吐き出したいけど、吐き出せない。でも本当に言いたいことはそんなことじゃない。

この曲を聴いて、ただ皮肉や暗さを突き付けてる訳じゃなくて、希望を込めた曲なんじゃないかと私は思いました。
他の楽曲も聴いてくれたら嬉しいです。

『息がつまる』だったのが『息を止める』になるのがとてもいいよなぁ。
ボカロだからこそ歌える曲で人間の社会を皮肉ってるのが好き

誰かが言ってた「この曲は間奏もなしでずっと歌い続けてる=息をしていないと歌えない=息が詰まる、息を止めるなのに息をし続けている」っていうのが「息を止める=少数派の意見を主張しなくなる」つまりこの曲の人は主張をし続けているっていう解釈が個人的に大好き。
ピノキオピーさんの曲はマジでいい曲ばっかだからゆーじさんはもちろん、ゆーいちさんにも沢山聴いてもらいたい。

ピノキオピーさんの曲は昔から、なかなか人前では言えないような台詞をグサッと言ってくる曲や“ボーカロイド”という存在を皮肉った曲などがあって飽きがこないですね！

息がつまる→息を止めるは、確実に息が続くことないレベルで続いてる感じでボーカロイドらしさの行かしてるってのを気が付いてくれてるのエモい

マジでこの曲ってピノキオピーさんの最高傑作だと個人的に思うんだなあ…現代社会に生きる人間ならではの悩みをポップで分かりやすい言葉遊びで紡ぎながら繊細でダイナミックな音作り…そして多くの人々を元気づける曲！やはりこれこそピノキオピーさんだなと思う…

ノンブレスオブリージュはシリアスで刺しまくる曲ですが、ピノキオピーさんは他のポップな曲調の曲でも初期から今までずっと「人間の愚かさ」みたいなものを、あくまでキャッチーに描く方なので、聴きやすいのに考えさせられるすごさがあります！

ノンブレス・オブリージュを聴くと
無意識に呼吸と心拍が増えるんだけど、
身体がこの曲の止息感に拒否反応起こしてるみたいで
自分が必死に生きようとしているんだと気付かされるんだよね。
音楽の力すら超えてると思う、、、。

個人的にピノキオピーさんが作る曲は「人間が歌っても良い曲なことに変わりはないけど、ボカロが歌うことで一番魅力的に聴こえる曲」が多いと感じています

初めてオススメに出てこのチャンネルを拝見しました、好きな曲の感想の動画面白いです😌

「想像力を奪う液晶越しに息の根を止めて安心する」とかガツンとくるし適切だけど絶対思いつかない表現とかこの曲やラヴィットみたいな社会やそこに生きる人に対する皮肉のきいた歌詞がものすごく好き。
そして一度歌ってみた人なら共感してもらえると思うけど「息がつまる」の部分息継ぎなしで（ラスサビの前は音上がるところで息継ぎしたけど）歌うとホントに息の持つ限界くらいの長さ・回数なんだよね…そこまで考えられてると思うとやっぱりすげぇな…って

壮大な内輪ノリを歴史と呼ぶって天才やよな。

この曲を聴いた時、特にここ2・3年の世間の風潮へのモヤモヤを代弁してくれた様な感じがしました。
スピードも速いし比喩的な表現も多いのに的確に捉えてるゆーじさんはいつもながら凄い！やっぱり聴き込んだ後の感想とかも聞きたいなぁ🤔
でも、今回1番印象に残ったのはたかやさんの熱量かな☺️こういう回も面白いですね！

まさかこの曲がリアクションされると思ってなかった…！くじ引きに選ばれた人ナイスすぎる… 大好きな歌だから嬉しい。ピノさんミクさん最高！

やっぱり曲もいいけどその意味や気持ちを絵として、映像として作り、たまには曲にあらたな意味を与えるMVってほんとにすごいなって改めて思う

初めてこのチャンネルを見させていただきました！
ピノキオピーさんは昔からネガティブなないようなんだけど聞いたあとスッキリしてる感じのする「ポガティブ」と表現される曲を作り続けてる方で、今回の曲はその典型例ですよね。
だいぶ前の曲でも今に通じる歌詞とかが沢山見受けられるので是非聞いてみて欲しいです。

こういうVOCALOIDが歌ってこそ魅力が出る曲って聴きごたえがある

ノンブレスオブリージュを聞いて思ったんですが、主人公がヤギ(生贄)でノブレス・オブリージュっていうことわざにもある通り上の地位や財産を持つ、つまり恵まれている人は下の人に施しをするのが当然みたいに言われて、下にいて搾取されてた人(生贄)が運良く恵まれて上に行けても今度は下の人に恵みを与えないといけなくて。ただ単純に幸せを願っちゃいけないの？幸せになるだけで義務を負わなきゃいけないの？いつまでも搾取される生贄でいないといけないの？っていう事を訴えてる曲なのかなって思いました。

同調圧力でツノに注目できるのすげぇ
ツノってそういうことだったのか…

ピノキオピーさんの社会の闇の核心に迫るような歌詞すごいよな…

初めて見たけどこの人感受性豊かすぎる
この人の作った曲を聴いてみたい、どんな世界ができるんだろう

「息が詰まる」のところも辛いけど実際歌ってみるとそこじゃなくてAメロが1番息が出来ない

ここいい。

現実と幻想の間にいるようなMVがずっっっと続いてて、最後にスッキリしたような顔をして「息を止める」ってなるのマジでエグい。

この曲の何がやばいって、ライブだと本人が「息が詰まる」「息を止める」を歌いきっていること

サビまで皮肉のような言葉を敷き詰めておいてからの囁くような「I love you」が刺さるんよなぁ

社会的地位を有する人に対して、持たない人間が「この世には息もできない人たちがたくさんいるんですよ」と言って本来助けを求めるはずが、助けを強要させるこの社会は息苦しい。ってどっかのコメ欄に書いてあったの思い出した

この曲聞く度に泣いてる…
同調圧力や誹謗中傷、自分は良かれと思っていても誰かを常に傷つけてるかもしれないし、気付かないうちに傷付いてる自分も居る…
この人たちの読み解きが有るから言わなくても大丈夫だけど、この曲には凄く意味合いが強くて好き…
ピノキオピーさんは掴みどころがない曲を作ることも有れば凄くメッセージ性の強い曲も多いから好き…
スネイプゴート（生贄の羊）と狼（のような怪物）の対比とかも含めてもこの曲は今の社会的事情も謳ってるから好き…
これからも聞き続ける！

ボーカロイドの歌詞が痛いってときどき馬鹿にされるのを見かけるが、それを言ったら哲学思想そのものが痛いものであるし、ボカロ曲を聴いてる若者は知らずのうちにそういった政治哲学や法哲学なんかを学べてたりするから面白いよね。

1回でMVと歌詞ちゃんと飲み込めるのすごい…