【よりもい】完成度抜群！アメリカも認めた青春アニメ【ゆっくり解説 #44】

序盤の「女子高生が南極にいけるわけない」の部分なんですけど、これの代弁者にその時点で内側の存在であるめぐっちゃんを選んでるのが凄いなって思います
視聴者の気持ちの代弁者としてこれ以上の適任はないんですよね
頭ごなしに否定する大人や冷笑する同級生のほうをピックアップすればわかりやすいけど、それは敵であって感情移入しにくい
めぐっちゃんの現実的な指摘をうけて迷いながらも進んでいくキマリの描写があるから強引さも自分はそこまで気にならなかった
ご都合主義的な部分（3話あたり）を思いっきりギャグに振ったのも良かったですね

母親を南極で亡くしたっていう悲惨な事実があるわりにほんわかとストーリーが進んでいって、途中までは報瀬も周りも「お母さんが待ってる」「お母さんがいる」って表現だったのに
突然12話で「死」を明言してるセリフが出てきて、物語そのものが実感のわかない報瀬の気持ちを追体験できるような構造になってる
そして12話のメールシーン、泣かせるギミックとしては「お母さんの残したメール」とかそういう予想をしてましたけど、まさかあんな演出で残酷に突きつけるとは

報瀬と日向の相互補完な関係も好きです
日向の自分の都合より他者を尊重できるところは長所でも短所でもあって、自分の傷に鈍感な日向を6話では報瀬がエゴ丸出しで強引に引っ張っていくんだけど
11話ではしっかりと日向の意思を確認してから暴走してるところが好き
感情のままに怒りをぶつけても本来なんの解決にもならないんだけど、物事を円滑にスマートにすすめるために自分の心を殺していいわけじゃないだと言わんばかりの報瀬の叫びに号泣ものでした（安直に相手側のぐぬぬ表情を入れなかったのも素晴らしかった）
個人的には大好きな作品ですが、尖ってる部分も結構あるんで人を選ぶ作品のひとつであるってのは本当にそうだと思う

文部科学省と国立極地研究所と海上自衛隊が協力してるすごいアニメ

このアニメ最大のポイントはめぐみの存在　正確には最終回のめぐみ
一見そうは見えないかもしれないけどあのラストシーンでこの作品の青春モノとしての完成度がさらにグッと上がったと思います

よりもいは青春アニメの到達点
これ以上のものは、なかなか作れないだろう

0:10正確には「宇宙(そら)よりも遠い場所」だけどね

このアニメは近年で最もお気に入りの作品なので取り上げてくれて嬉しいです。メンバー紹介も簡潔かつ的確に要点を捉えていて素晴らしい！欲を言えば、めぐっちゃんについても少し言及して欲しかったかなぁ。実は彼女が一番「ふつう」の高校生な気がするんですが、そんな彼女が最後は…ていうね。当時オンエアで観て、ニコ動でコメつきで観て、Dアニでまたじっくり観て…っていうのを毎週してましたよ。今でも観るたびに号泣です(*´з`)

作品名は「宇宙(そら)より遠い場所」
作中では「宇宙(うちゅう)より遠い場所」

某海賊アニメにも、まさに「船を降りたけどずっと仲間」な存在のビビというキャラがいます。アラバスタ篇というエピソードで連載１年くらい一緒にいた。もう連載では十何年も会ってないけど　未だに麦わらの一味という設定が生きています。

不器用でも意地っ張りでも「子供はもっと大人に頼っていいんだよ」と言ってくれている様な作品、主人公達だけが活躍し問題を解決してゆく様な作品ではなく、大人達がしっかりサポートし、いつも気遣い主人公達を支えてくれている。

うｐ主も言っている様に、この作品は南極という過酷な環境で鍛え成長させてゆく様なマッチョ思考に主眼が置かれている作品ではなく、それぞれが過去の問題と向き合い、仲間達と乗り越えてゆく事で前向きに未来へ進んでゆくという肯定的なメッセージを持った素晴らしい作品だと思います。

始めまして、何時も楽しく拝見してます。
私もこのアニメ観てますよ。
本来、深夜枠では無いアニメですねぇ。

学校の道徳の授業で流して欲しい。

面白かった！因みにFF10のキマリは最後まで仲間にして役に立ちましたよ(*´∀`*)ノ

個人的には過去を消化して前に進んでいくっていうのはメインテーマというより、サブテーマな気がしますね。勇気を出して、一歩進んでみたから友達と一緒に写真よりも1万倍きれいなオーロラを見ることができたんじゃないかと思ってます。つまり一歩踏み出した先は不安でいっぱいでも、やってみたらこの上なく美しいものなんだっていうことがメインテーマだと思います。あと女子高生でも金さえあれば（200万くらい）普通に南極に行けます。そのためのトレーニングもあったし。だからご都合主義ではないです。

NY TIMESといえば、日本だと朝日、読売（まあ、細かい事はさておき…）のようなクォリティーペーパー。なのにまるでアニメ専門誌のように的確な評価を下していた事に驚くね。

高校生にきびしいねぇ　アニメに出てくるキャラなんてほとんど子供やん
あんなもんでいいよ
動機が薄い? 母親の事をひきずったままじゃ前に進めないからって言ってたじゃん
親に会いに行くという動機に＋前に進むための動機で薄いって?

南極に着いたとき、高校生メンバーが叫んだ“ざぁまぁーみろ！”より、それを追いかけるように隊長以下の乗組員が叫んだ“ざぁまーみろ！”に心が動いた。

『妥協をせずに本気で良い作品を作る』という事はこういう事だ、という事を示した渾身の一作であり不朽の名作だと思います

こういう作品に触れると、アニメを監督や絵や動きだけではなく、脚本で観るようになるんですわ。
花田十輝作品は要チェックですよ。

どこぞのメディア、日本人は特に欧米の有名なメディアに取り上げられるだけで有頂天になりバカ騒ぎするけど、
人それぞれ好みが違うの当たり前だし、メディアが取り上げたから間違いなく凄い作品だって思い込むのではなく、自分で見てコレはホントに優れた作品か？自分が感動できる自分好みの作品か？とかキチンと判断する事がとても大事な事だと思う。

あの　プレステのコード切るシーンで気づけなかったなw

｢そらよりもとおいばしょ｣な！！

素晴らしアニメですね。別にドラゴンは出て来ないし 魔法使いが出る訳じゃないし 異世界でもないし、ごく自然な物語なのに評価は高いんですね。素晴らしい作品には当然素晴らし評価をもたらしす良い事例ですね。

きっとまた旅に出る。

サムネに「ペンギン」て書いてあったからペンギン帝国の「ダイミダラー」かと思った（笑）

北陸から北は冬は危ないですわ。春になるまで待って欲しい。

宇宙よりも遠い場所
画は緻密で綺麗だし、声優さんの演技は素晴らしい。音楽も全て素晴らしい！
ただ
北海道在住のタレント白石結月が、新宿での打ち合わせの後、なぜ一人で群馬方面の電車に乗っていたのか？（ボックスシート、乗客の少なさから見て都内の電車ではなく、群馬に入っていると思える）
なぜ結月は報瀬の家を知っていたのか？
なぜ母親マネージャーは報瀬の家を知っていたのか？
タレント事務所に所属している、ドラマ出演が決まるようなタレント、歌手デビューもしているタレントに、なぜ南極にマネージャーが同行しないのか？南極までとは言わないまでも、せめてオーストラリアまではマネージャーは同行するでしょ。
テレビの企画で南極に行くのに、なぜテレビクルーは同行しないのか？
この辺の辻褄の合わなさと言うか御都合主義が気になって気になって・・・。

またアニメ嫌いのビートたけし が発狂しちゃう

ワンピースあんまり知らないのかな？的外れな批判が多くて本編がいいだけに残念です。

今年から再放送が始まって初めてみてハマって観ています
6回まで観たがこんな良いアニメが埋もれていたのかと驚いてます